森林を未来につなげる「第42回 全国育樹祭」が開催されました

 全国育樹祭は昭和52年から毎年秋に行われている国民的な森林・緑の祭典です。天皇皇后両陛下がお手植えになった樹木を皇族殿下が手入れされる育樹活動のシンボル的行事と、皇族殿下によるお言葉や各種表彰等の式典行事を通じて、健全で活力ある森林を育て、次の世代へ引き継ぐことの大切さを伝えています。

 2018年11月17日と18日の2日間、東京都では初開催となる「第42回全国育樹祭」が「海の森公園」予定地と武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)を会場に開催され、当社社長でもある井上篤博東京都合板組合連合会会長(日本合板工業組合連合会会長)が参加しました。海の森公園予定地は2020年の東京オリンピック会場となる海の森水上競技場に隣接しており、選手をはじめ世界の人々に緑豊かな日本を体感していただけます。

お手入れ行事に参加した当社社長の井上篤博東京都合板組合連合会会長
(日本合板工業組合連合会会長)

 今年の育樹活動では皇太子ご夫妻が出席され、1996年の第47回全国植樹祭で天皇皇后両陛下が植えられたイチョウの手入れをされたほか「森林を健全な姿で次の世代へ継承し、美しい国土と豊かな暮らしを未来へとつないでいくことは、私たちに課せられた大切な務め」と述べられ、各地で行われている緑化活動が「今後も多くの人々に支えられ、更に発展していくことを期待しています」と望まれました。

天皇皇后両陛下が植えられたイチョウを手入れする皇太子ご夫妻

 井上社長はボーイスカウトやガールスカウトの子どもたちとともに施肥を行ない、未来に向けてより健全で活力ある森林が育つことを祈念しました。当社は天皇皇后両陛下がお手植えになった樹木が大きく育ち、海の森公園が子どもたちの未来を支えてくれる豊かな森林となってくれることを心から願っております。

ボーイスカウトやガールスカウトの子どもたちと施肥を行なう
当社社長の井上篤博東京都合板組合連合会会長
(日本合板工業組合連合会会長)
日本の森林がさらに豊かになるよう祈念します

 日本の森林を健全な姿で未来へと残していくことは、現代を生きる私たちの重要な役割です。当社は木を使うことで森林の循環を促し、持続可能な森林経営を実践することで豊かな森林を次世代につないでいきたいと考えております。そのためにも、国産材合板のさらなる可能性を追求して国産材の利用促進に貢献してまいります。

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