
木口の積層面を見せ意匠性を高めた新しいコンセプトの合板製品のシリーズです。
積層面の美しさ、高い品質、そして木を無駄なく使うという環境への配慮。
木造・木質化の空間づくりの新たなスタンダードが始まります。
気候変動への対応が重要課題となる中、森林・木材産業は大気中にある二酸化炭素を固定化できる最先端に位置しています。"炭素を固定化"する製品として都市部の建物内の木質化によって"都市に森"を増やすという価値を届けるために生まれました。
日本の森林を守りながら、森林資源を未来へとつなぐ。
そんな想いから生まれた製品です。
製品ラインナップ
合板を規格サイズに成形するためにカットされる切れ端を並び揃えて天板が製作されており、木材資源を無駄なく活用した製品24㎜全層杉合板の端材を貼り合わせ、テーブル表面は合板の木口の積層面だけで表現。


サイズ | 幅2400×奥行900×高さ750mm |
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デザイン | 秋田公立美術大学ものづくりデザイン専攻 今中隆介教授 |
製 作 | 萩原製作所(秋田市) |
「スギ」「カラマツ」「トドマツ」「ヒノキ」の4つの樹種からなる合板の「端材」で構成。当社住宅事業部でプレカット加工する際に発生する「端材」をつなぎ合わせ天板とした。



サイズ | テーブル大 幅2250×奥行750×高さ750mm テーブル小 幅1500×奥行750×高さ750mm |
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112mm厚積層面と12mm厚合板を組み合わせてデザイン性に富んだ天板に。



サイズ | 幅1800×奥行900×高さ720~30mm |
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合板の木口の積層面でデザインされた可動式のキャビネット。側板は無節の合板として木目の美しさを際立たせている。



デザイン | 秋田公立美術大学ものづくりデザイン専攻 今中隆介教授 |
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製 作 | 萩原製作所(秋田市) |
上部がアクリル板、下部が無節の合板扉。

サイズ | 幅1085×奥行450×高さ2100mm |
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棚板と側板、底板は24mm厚背板は12mm厚を使用した書類棚。24mm厚棚板はプリンターやコピー用紙ストックの重さに耐えられる。積層面を見せる扉と三角などにカットした合板を見せる扉と2種類の扉を用意。



サイズ | 幅900×奥行600×高さ2100mm |
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棚板と側板、底板にCLTを使用。


サイズ | 長さ1800×奥行450×高さ790mm |
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中部分が合板、上部と下部はアクリル板で仕上げ。

サイズ | 幅800×高さ1800mm |
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側板、底板が無節の板面。

積層面で縁を拵えたA4サイズ程度が入る賞状額縁。ナチュラルとチェスナット、マホガニーブラウンの3色展開。



サイズ | 幅260×高さ370mm |
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インテリア
超厚合板の積層面や板面の木目の美しさが目を惹く壁面。積層面に着色、樹種の異なる板面、形状や方向など組み合わせを変えることでデザイン性は無数に広がる。



無節の24mm厚合板にナチュラルとチェスナット、マホガニーブラウンの3色の積層面を装飾した展示ボード。無節の板面の美しさと積層面のデザイン性によるコントラストが特長。



サイズ | 幅900×高さ1800mm |
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空間デザイン
左右を積層面の組み合わせで「魅せる壁」としたエントランス。正面には60㎜厚(24㎜+24㎜+12㎜)の超厚合板を加工した「資源循環への想いを込めた」メビウスマークを配置。


壁面は合板の木口を見せながら、厚さ12mm、15mm、18mmの超厚合板3種類を使って奥行きに差をつけて動きのあるデザインに。床材には「コニファーエース」の「チェリー」を採用。イスは日本で唯一「曲木」の技術を専門として、100年以上の歴史を持つ、秋田県湯沢市にある秋田木工様の製品を採用。


壁面はヒノキ合板の板面と超厚合板の木口の積層面を組み合わせたデザインに。床材には「コニファーエース」の「ウォールナット」を採用。イスは床材に合わせ落ち着いた色合いに。


超厚合板をナチュラルとチェスナット、マホガニーブラウンの3色に着色して木口の積層面が見えるように配置し「ヘリンボーン」状のデザインに。壁材は12㎜全層杉合板を白色に塗装、床材には「コニファーエース」の「チェスナット」を採用。どんな色合いにもマッチする「白」が基調でありイスは「赤」「緑」「黒」「グレー」等全8色を配置。


側桁には「LVL」を採用。踏板(ステップ)にも36㎜厚の「CLT」を採用し、木口の年輪(中板部分)が揃って見えるよう木製家具を意識。

厚さの異なる超厚合板3種類を使い奥行きを付けた壁面に鏡を、洗面台には「超厚合板」を加工したカウンターを取り付け。

厚物合板で作成し当社のロゴマーク付いた壁面は、木目の違いや節の有無で合板を選んでおり表情の違いが楽しめる。当社総務経理部へのドアが付いた壁面は、無節の合板に超厚合板を斜めに配置したデザインに。


厚さの異なる超厚合板3種類を使い奥行きを付けた壁面は、オンラインミーティングの際に相手側にも見えて積層面のデザイン性をPRできる。


無節の合板に超厚合板を縦と横の組み合わせでデザインした壁面。打ち合わせテーブルから席を立つと積層面デザインが目線の高さになるように配置。


通風と採光のための欄間は積層面が見えるように施工。

厚さの異なる超厚合板3種類を使い奥行きを付けた壁面は、オンラインミーティングの際に相手側にも見えて積層面のデザイン性をPRできる。



木の皮をむくバーカーや原木をロータリーレースへの搬送装置など木材関連機械の製作・販売を行うエノ産業株式会社(北海道東川町)のミーティングルームを積層面壁面で木質化。900×1600mmの壁面16枚を当社向浜工場で仕上げて東川町に納品。



セイホクグループ内装木質化事例
セイホクの構造用合板や西北プライウッドのLVL(Laminated Veneer Lumber/単板積層材)の積層面を内装壁面の現しにしたことでデザイン性に富んだ仕上がりとしたオフィス。共用ホール部分の壁面は籠目模様で仕上げたほか、事務室や会議室の壁面は市松模様とするなど各室でそれぞれ異なったデザインが施されている。












セイホクの構造用合板や西北プライウッドのLVL(Laminated Veneer Lumber/単板積層材)の積層面を内装壁面の現しにしたことでデザイン性に富んだ仕上がりとしたオフィス。会議室の壁面は各室でそれぞれ異なったデザインが施されている。


